2019.11.20 更新

交通事故の被害者は弁護士に相談|保険会社だけではダメな理由

「保険会社から提示された慰謝料が少ない」
「弁護士と保険会社だと慰謝料の額が違うのは本当?」

交通事故の被害者になってしまったらなるべく早いタイミングで交通事故の被害専門の弁護士に相談しましょう。

保険会社だけに任せている場合、被害者が受け取る損害賠償は 「任意保険基準」で計算されたものになります。 同じ状況でも「弁護士基準」で計算された場合は2倍以上の増額が可能です

一度、医療知識もある交通事故被害専門の弁護士に相談してください。相談だけなら無料なところもあります。

交通事故の被害者が弁護士に相談する大きなメリット3つ

できれば交通事故にはあいたくないものですが、不運にも事故にあって被害者になってしまうことがあります。交通事故の被害者になってしまった場合、弁護士に相談するとたくさんのメリットがありますので以下で解説します。

1.示談交渉を引き受けてくれる

「示談金の額が少ない...」
「相手の保険会社との意見が合わなくて困っている」

このような悩みを抱えている方が多いと思います。

交通事故後、被害者にとって悩ましいのが相手の保険会社との示談交渉です

示談交渉とは、交通事故でこちらが被った損害についての賠償金を請求する話し合いの手続きのことで、交通事故後の通院を終えてから始まります。

しかし、示談交渉には多くの困難があります。よくある困難としては以下の5つです。

  • 相手の提示している示談金の金額が少ない
  • こちらの過失割合が高く設定されていたりする
  • 示談交渉に非常に時間と手間がかかる
  • 示談交渉を有利に進めるには、いろいろな法律的な相場や考え方などを調べないといけない
  • 相手の保険会社に自分が責められているような気がして非常にストレスがたまる

このように、被害者が自分で示談交渉をすると大きな負担になります。そこで弁護士に相談をすると、面倒で複雑な示談交渉を引き受けてくれるので大変助かります。

2.慰謝料が増額する

交通事故の示談交渉を弁護士に依頼すると、支払いを受けられる慰謝料の金額が上がることが多いです

交通事故の慰謝料には3種類があります。

  • 入通院慰謝料
  • 後遺障害慰謝料
  • 死亡慰謝料

これらの3種類の慰謝料の計算方法には、3つの基準があります。以下に挙げる3つの基準によって慰謝料の額が決まります。

  • 自賠責基準
  • 任意保険基準
  • 弁護士・裁判基準

この計算基準は非常に重要です。慰謝料の金額がかなり変わっていきます。

この中で自賠責基準がもっとも低額であり、任意保険基準は中くらい、弁護士・裁判基準がもっとも高額になります

例えば、同じむちうちの後遺障害慰謝料のケースで後遺障害14級になった場合、自賠責基準なら32万円、任意保険基準なら40万円程度、弁護士・裁判基準なら110万円程度になります。同じ被害を受けていても、弁護士に依頼すると慰謝料の金額が3倍近くになることがあるということになります。

このように、弁護士に依頼すると弁護士・裁判基準で慰謝料を計算してくれるので、支払いを受けられる慰謝料の金額が大幅に高くなることがあるという大きなメリットがあります。

3.加害者が弁護士を立ててきても安心

交通事故後、示談交渉をしていて話し合いがスムーズに進まない場合、相手方つまり加害者側が弁護士を立ててくることがあります

この場合、加害者側の弁護士からある日内容証明郵便などで就任通知などが送られてきて、被害者が何事かと思ってパニックになってしまうこともあります。

相手に弁護士がついていてこちらが本人対応をしていると、不利になる点が2つあります。

  • 法律のプロとしてその知識を駆使し、相手が有利になるように話を進めてくる
  • 弁護士は示談交渉のプロなため、論争をしても勝てない

弁護士がいれば、完全にこちらの立場に立って被害者が有利になるように話し合いを進めてくれます。こちらの弁護士も法的知識が豊富なので相手の弁護士の言うなりになってしまうことはありません

相手が弁護士をつけたのを知ってから、自分も弁護士に相談しても遅くはありません。

しかし交渉が始まると、相手の弁護士にうまく言いくるめられて不利な状況に陥ってしまったという話はよく聞きます。

不利な状況に陥ってからでも弁護士は解決に向けがんばってくれますが、できるだけ早めに弁護士に相談をして自分の代理人として就任してもらいましょう

このように、弁護士に示談交渉を依頼していると相手に弁護士がついても安心だというメリットがあります。

交通事故の被害者が弁護士に相談する適切なタイミングはいつ?

交通事故の被害者になってしまったら弁護士に相談することが重要ですが、次にいつ弁護士に相談すればよいのかが問題になります。そこでここでは被害者が弁護士に相談すべきタイミングについてご説明します。

できれば事故直後から弁護士を頼るのがもっともよい。その理由は?

交通事故被害にあうと、その直後からいろいろな問題や疑問が生じます。

  • どこに連絡を入れたらいいんだろう
  • ケガをしている場合にはどのような病院に通院するのがよいのか
  • 整骨院に行ってはいけないのか
  • 健康保険は使えるのか
  • いつまで通院を継続するのか
  • 物損についての損害賠償はどうなるのか

以上のような問題や疑問が生じます。

このような悩みを抱えたまま日常生活を送っていくのはとても大きな負担になりますし、うまく問題解決をすることも難しいです。

事故直後はすぐに相手と示談交渉を開始することは少ないですが、それでも対処しなければならない問題がたくさんあります

事故直後の方がよくご相談されることが5つあります。

  • 相手の保険会社の対応に問題がないか
  • 今後どのようなことに気をつけていけばよいのか
  • どのような書類を手元に置いておくべきか
  • いつから示談交渉を開始するのか
  • ケガをして通院する場合、どのような病院にいつまで通院を続けるのか

以上の5つです。

上記のことは非常に重要なのですが、交通事故問題のプロでないとなかなかしっかりとした対応をすることができません。まずはこの5点を弁護士に相談してみましょう。
今後のことがはっきりわかって安心できます。

また、その後何か問題が起こった場合にすぐに相談ができますし、後遺障害等級認定請求示談交渉などもそのままスムーズにしてくれるので大変心強く、被害者の負担が大きく軽減できます。

このようなことから、交通事故被害にあってしまったらその直後から弁護士を頼ることがおすすめです。

こんなときはすぐ相談:①保険会社から治療費を打ち切られたとき

ただ、すぐに弁護士に相談に行かなかった場合でも弁護士に相談に行くべきタイミングがあります。それは、保険会社から治療費の支払いを打ち切られた場合です。

交通事故後の通院をしていると、途中までは相手の保険会社が治療費の支払いをしてくれることが多いですが、通院期間が長引くと突然打ち切られることがあります。この場合、被害者本人が相手に言ってもどうにもならないことが多いので、弁護士に対応を相談する必要があります。

こんなときはすぐ相談:②相手から示談金の提示があったとき

また、示談交渉が開始されて相手から具体的な示談金の提示があったタイミングでも、弁護士に相談すべきです。

この場合、相手は任意保険基準で損害賠償金を計算していることが普通なので、本来請求できる額よりも少ない金額の提示になっている可能性が高いです

そこで弁護士に相談して弁護士・裁判基準で計算してもらうことにより、妥当な損害賠償金の金額を知ることができますし、弁護士に示談交渉を依頼することで弁護士基準で賠償金の請求をすることが可能になります

こんなときはすぐ相談:③示談が決裂して裁判をしたいとき

さらに相手の保険会社との示談交渉が決裂して、裁判をしたい場合にも弁護士に相談する必要があります。

裁判は複雑で専門的な手続きなので被害者が自分で手続きを進めるのは困難です。裁判になると相手はほとんど弁護士をつけてくるので、こちらに弁護士がいないと極めて不利になってしまいます

そこで、裁判を起こす場合にはこちらも弁護士をつける必要があるのです。相手に対し損害賠償請求訴訟を起こしたい場合には、まずは一度弁護士に相談をしましょう。

このように、交通事故の被害者になってしまったらなるべく事故直後に弁護士に相談すべきですが、そうでない場合でもいつでもできるだけ早いタイミングで弁護士に相談することが示談を有利に進めるために重要なポイントになります

交通事故で弁護士に相談する時期別のタイミングについての記事はこちら

やはり気になる弁護士費用…弁護士に相談するといくらかかる?

交通事故の被害者になったら弁護士に相談すべきとはいっても、弁護士に相談すると高額な費用がかかるイメージがあるので心配だと思う人も多いでしょう。

しかし、弁護士の費用が安く抑えられるケースが2つあります。この2つのケースは最大で弁護士費用が無料になる場合もあります

ここではこの2つのケースを紹介いたします。

1. 任意保険に弁護士特約を付けていれば、無料で相談できる

弁護士に法律相談をすると、原則として30分5,000円(+消費税)の費用がかかることが多くなります。しかしこの相談料は、実は支払いが不要になることが非常に多いので以下でその方法をご説明します。

まずは、自分の加入している自動車損害保険(任意保険)に弁護士特約が付いているケースです。弁護士特約とは、限度額の範囲内で、かかった弁護士費用について全額保険会社が保険金によって支払ってくれる内容の特約です。

限度額は300万円程度に設定されていることが多いです。弁護士特約を付けている場合には、弁護士の法律相談料は保険会社が出してくれるので、被害者が自分で負担する必要がありません。

またこの場合、相談料だけではなく着手金や報酬金などの依頼にかかる費用も保険金から出してもらうことができるので大変助かります。300万円までの範囲内なら被害者の負担はないので、例えば小さな事故で、自分で弁護士費用を支払ったら足が出るようなケースでも弁護士に依頼することができます。

弁護士特約を利用したい場合、自分の加入している任意保険会社に連絡をして手続きする必要があります。

ところが、弁護士特約を付けているのに自分が被害者になったときにそのことを忘れて利用しない人がとても多くいます。そもそも自分が弁護士特約を付けていることに気づいていない人もいます。

このような場合、弁護士費用がかかると思って弁護士に相談に行かなかったり、相談に行っても弁護士特約を使わず自分で費用を支払ってしまったりして不利益を被ってしまいます
そこで、交通事故の被害者になってしまったら、まずは自分の契約している任意保険の内容をチェックして、弁護士特約が付いていないかどうかを確認しましょう。もし弁護士特約が付いていたら、さっそく自分の保険会社に連絡を入れて、弁護士に相談に行くとよいでしょう。

2. 特約がなくても「成功報酬制」の弁護士なら相談費用や依頼料、着手金などを抑えられる

交通事故の相談は弁護士特約に加入していると無料になりますが、そうでないケースであっても弁護士の相談費用や着手金を無料にする方法があります。

そのためには、まずは弁護士事務所が実施している無料相談を利用することです

今は多くの弁護士事務所が交通事故の無料相談サービスをしています。特に交通事故に力を入れている弁護士事務所の場合、交通事故相談を無料にしていたり、初回相談無料などにしていたりするところが非常にたくさんあります

このような事務所を利用すると、相談だけなら弁護士特約がなくても費用負担なしで弁護士に相談することができます。

また、弁護士に依頼した場合の着手金も無料にする方法があります。着手金とは弁護士に事件を依頼した場合に、最初にかかる費用のことです。交通事故の場合、相場としては10万円以上の金額がかかるのが普通です。

しかし、着手金については無料にしている弁護士がたくさんいます

このような弁護士は、完全成功報酬制をとっていて、相手から損害賠償金の支払いを受けられた時点のその受けられた金額に応じて成功報酬をもらうという方式を採用しています。利益が得られなければ、まったく費用を支払わなくてもよいのでとても安心です。

このように、着手金無料で完全成功報酬制の事務所を利用すると、当初費用はまったくかけずに弁護士に相談したり示談交渉をしてもらったりすることができるので、大変助かります。

交通事故の被害者が弁護士に相談・依頼したい場合には、ぜひともこのような事務所を探して依頼するとよいでしょう。

交通事故問題に強い弁護士事務所を見極める6つのポイント

交通事故の被害者になってしまった場合、なるべく早めに弁護士に相談して示談交渉を依頼することが大切です。しかしどのような弁護士でもよいというわけではありません。

弁護士にもそれぞれ得意分野がありますので、交通事故に強くない弁護士に依頼しても示談交渉を有利に進めることは難しいです。
そこで、交通事故の示談交渉を依頼するなら、交通事故問題が得意な弁護士を探して依頼する必要があります。

交通事故問題に強い弁護士事務所を見極める6つのポイントを紹介いたします。

    • 弁護士事務所はインターネットで検索する
    • 交通事故に関するページの記載内容が豊富な弁護士事務所を選ぶ
    • 弁護士の実績や今までの取り扱い事件の具体例を見る
    • 弁護士の経歴や交通事故関連の書籍の執筆歴を調べる
    • 交通事故問題に強い弁護士を見つけたら、無料相談を受ける
    • 比較してもっともよいと感じた事務所に実際に示談交渉を依頼する

以上の6つです。順に解説していきます。

1.弁護士事務所はインターネットで検索する

今は多くの弁護士事務所が、インターネット上でホームページを開設して事務所の紹介をしています。インターネットで検索する方法がもっとも弁護士事務所の情報をたくさん手に入れることができるでしょう。

したがって、交通事故問題に強い弁護士を探すならインターネットで検索することをおすすめ致します。

2.交通事故に関するページの記載内容が豊富な弁護士事務所を選ぶ

頻繁にページが更新されていたり、交通事故に関する記事が豊富な弁護士事務所は交通事故の示談交渉に強い弁護士が多い傾向にあります

3.弁護士の実績や今までの取り扱い事件の具体例を見る

実績が豊富な弁護士や成功事例が多い弁護士は信頼できる可能性が高いです

4.弁護士の経歴や交通事故関連の書籍の執筆歴を調べる

弁護士の経歴や交通事故関連の書籍の執筆歴は、意外と重要です。

しかし、これらはインターネット上の情報だけでは不確実なので、依頼するかどうかは実際に面談をして決める必要があります

5.交通事故問題に強い弁護士を見つけたら、無料相談を受ける

インターネット上で交通事故問題に強い弁護士を探したら、まずはそれらの事務所で無料相談を受けます。このとき、複数の事務所で相談を受けて、それぞれを比較してもっともよいと感じた事務所に実際に示談交渉を依頼するとよいでしょう

依頼前には、必ずかかる費用について明確にしてもらうことが重要です。

着手金無料で完全成功報酬制の事務所でも、報酬金額が他の事務所より大幅に高い場合などにはかえって支払う金額が高くなる可能性があるので注意が必要です。

6.比較してもっともよいと感じた事務所に実際に示談交渉を依頼する

できれば全ての事務所で見積書をもらい比較検討してもっともリーズナブルな弁護士事務所に依頼をすると、賢く弁護士を利用できます。今回の記事を参考にして、交通事故の被害者になってしまった場合も上手に弁護士に相談をして対処しましょう。

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