2017.7.29 更新

【パターン別】示談交渉を行うときの注意点をまとめてみた

交通事故に遭った場合、当事者の間で示談交渉を行います。
示談交渉では、(1)自分で交渉を行う(2)保険会社の担当者に示談交渉を任せる(3)弁護士に示談交渉を依頼するという、3つのパターンに分けられます。
そこで今回は、それぞれのパターンで示談交渉を行う際の注意点について、専門家に聞いてみました。

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当事者が示談交渉を行うときの注意点

交通事故に遭った場合、当事者間(被害者と加害者の間)で示談交渉を行うことになります。この点、(任意の)自動車保険に加入していれば、保険会社の担当者が示談交渉を行うのですが、そうでない場合、基本的に当事者自身が行うことになります。

それでは、交通事故の当事者自身が示談交渉を進めていくためには、どのような点に注意すべきでしょうか。

トラブルを起こさないためには、まずは相手に対して不誠実な態度を見せないことです。例えば、加害者となった場合には、示談交渉を保険会社の担当者が行うとしても、被害者に対してお見舞いを持って謝罪に行くといったことをすべきでしょう。

相手に対して悪い印象を与えて、お互いに反発する感情が高まると、それだけで示談が成立しにくくなるからです。

また、示談交渉において無茶・無理な主張をしないこともトラブルを起こさないための一つの方法です。

交通事故の示談交渉では、明らかに反するような主張をしても通りません。後遺障害が全くないのに、あると主張しても通らないのも同じことです。このような無茶・無理な主張をしても、示談交渉が長引くだけで何のメリットもありません。

さらに、相手の態度に腹が立ったとしても、直接相手に連絡して文句を言う、脅すこともしてはいけません。「そんなの当たり前」と思う人も多いかも知れませんが、実は、このような当然のルールが守れず、トラブルが発生することもあるので注意しましょう。

・相手に対して不誠実な態度を見せない
・無茶・無理な主張をしない
・直接相手に連絡して文句を言うことや、脅すことはしない

保険会社の担当者に示談交渉を任せる際の注意点

当事者が(任意の)自動車保険に加入していれば、保険会社の担当者が示談交渉を行います。

この保険会社の示談交渉サービスを利用するメリットとして、自分で面倒な交渉をする必要がないことが挙げられます。

自分の交通事故で自分が示談交渉すると、どうしても感情的になってしまいがちで、上手く進みません。また、示談交渉に関する知識や、法律の知識などがないという点からも、当事者自身が示談交渉を進めることは難しいでしょう。

また、普段の生活や仕事があるなか、示談交渉に時間を割かれることは負担になります。しかし、保険会社の担当者に示談交渉してもらえば、そういったこともなく、精神的なストレスも少なくて済みます。

ただし、保険会社の担当者に示談交渉を任せると、交渉の内容や経過について報告を受けるだけなので、具体的にどのような形で進行しているのかを、自分の目で確かめることができません。その意味では、不安を抱えてしまう、ストレスを感じるといったケースがあると言えるかもしれません。

・どのように示談交渉が進行しているのかを、自分の目で確かめることができない
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弁護士に示談交渉を依頼する際の注意点

前述のとおり、(任意の)自動車保険に加入していれば、保険会社の担当者が示談交渉を行うのですが、そうでない場合には当事者自身が行うことになります。

しかし、この場合にも同様に示談交渉に関する知識や、法律の知識などがないなどの問題があり、示談交渉をスムーズに進めることは難しいと言えます。普段の生活や仕事があるなか、示談交渉に時間を割かれるのが負担になる点も同様です。そこで、弁護士に示談交渉の依頼をすることになります。

この点、損害賠償の金額が数万円程度という小さな事故の場合には、そもそも弁護士を立てる費用のほうが高くついてしまいます。そのため、小さな事故の場合、ほとんどのケースで当事者自身で示談交渉を行っています。

ただし、損害賠償の金額が数千万円といった大規模な事故になると、法律的な争点も増えて、弁護士の力を借りる必要が高くなります。また、こういう事故では賠償金額が大きいため、十分弁護士費用を支払うことが可能です。

その意味でも、大きな交通事故に遭い、交通事故の示談交渉をすることになったときは、弁護士に依頼をしたほうがいいでしょう。

・損害賠償の金額が数万円程度の小さな交通事故では、弁護士費用のほうが高くつく

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