2018.9.12 更新

雪道スリップ事故|交通事故の正しい対応方法・過失割合|2018版

「雪道で追突事故に巻き込まれてしまった…どうすればいい?」

2018年1月に東京に4年ぶりの大雪が降り、とても話題になりましたね。雪道での交通事故も多発しました。

雪道でのスリップ事故に初めて巻き込まれてしまい、どうすればいいか戸惑ってしまう方も沢山いらっしゃいます。しっかり正しい対応を身に着け、突然の交通事故に備えましょう。

この記事は、雪道でスリップ事故に巻き込まれた際に、どのように対応すればいいか弁護士監修の元、記載している記事です

雪道スリップ|追突事故に巻き込まれたらまずすべき事~事故の種類別に解説

雪道でスリップ事故に巻き込まれてしまった場合、どうすればいいですか?
冬はどうしてもスリップ事故が多発してしまいます。車同士の事故だけでなく、バイクや自転車、歩行者など状況別に合わせて説明していきます。

雪道や凍結している道路では特に細心の注意を心がけていても、交通事故は突然起こってしまうものです。雪道で交通事故に巻き込まれたらどのように対応すればいいのでしょうか。

車同士の事故のケース

二次被害防止のため車を安全な場所へ移動

後方からくる車の安全を守るために、可能な範囲で車を安全な所へ移動させましょう。吹雪や天候が悪い際は、とくに交通事故の二次被害が起こるケースが多いです。そうならないためにも、可能な範囲で車を動かしましょう。

警察・救急車にとにかく早めに連絡する

交通事故は、どんな小さな事故だとしても必ず警察に連絡しましょう。その時に、「たいした事ないし大丈夫」だと思っていても、後日身体が痛み出し「人身事故」になるケースが多々あります。

その場合は、警察に連絡をしておかないと、「人身事故」だと認められず色々な補償金が出ない事もあるのです。必ず警察に連絡をし、状況をきちんと説明してください。

また、怪我人が出た場合は救急車をすぐに呼んでください。雪道での交通事故ならば、救急車も通常通りのスピードで来る事は難しいのです。いつもより時間をかけて慎重に運転しながら移動するので、早めに連絡をしましょう。

レッカーを呼ぶ(ロードサービスを使う)


車が潰れてしまい動かせないケースであれば、迷わずレッカー(ロードサービス)を呼びましょう。自動車保険によっては、無料で移動してくれる所もあるそうです。

また、交通事故でなくとも、車のタイヤが雪に埋まってしまい走行できない場合でも、ロードサービスは利用できます。

加入している自動車保険に連絡する

ご自身が加入している自動車保険会社に、交通事故にあったこと、事故の状況などを連絡しましょう。

交通事故直後は動揺してしまう方が多いかと思いますが、落ち着いて、冷静になり1つ1つの質問に対し答えるようにしましょう。

  • 二次被害を防ぐために車を安全な場所へ移動
  • 警察(110番)と救急車(119番)に連絡する
  • 必要ならばレッカーを呼び車を移動させてもらう
  • 相手方と連絡先を必ず交換しておく

歩行していたら事故に巻き込まれたケース

怪我をしたらとにかく救急車を早く呼ぶ

雪道や凍結した道路、吹雪などの場合、救急車はいつもより到着が遅くなってしまいます。怪我をしたらまず何よりも救急車を早めに呼びましょう。

転倒してその時に痛みを感じなくても、翌日などに痛みが出てくる方は非常に多いです。その時大丈夫だと自分で判断せずに、一度医師に診察してもらうのがいいでしょう。

また、もちろんどんな小さな事故であっても警察への連絡は必ず行いましょう。後々怪我をした事が発覚しても、その時に「交通事故証明書」を発行していないと、事故での怪我という証明が難しくなってしまうからです。

相手の連絡先・車のナンバーを控える

相手側の連絡先や車のナンバーは必ず控えましょう。怪我をしている場合、その治療費や交通費などを全て相手側に請求する事が出来ます。相手の連絡先と共に、加入している自動車保険会社の名前を聞いておきましょう。

今後、その保険会社の担当者と怪我の治療の進捗状況や、示談交渉についてやりとりをする事になります。

バイク・原付での事故のケース

マフラーが雪で塞がらないようにする

車やバイクのマフラーに雪が入り込んでしまい、塞がれないようにしましょう。マフラーが塞がってしまうと、一酸化炭素中毒の原因となります。特に雪道での事故で起こりやすいので、マフラーが塞がれていないか確認してください。

救急車・警察にまず連絡し怪我の手当をする

バイクでの交通事故は、怪我をする可能性が非常に高いです。特に打撲、骨折をする怪我が多く、早急に手当てをする必要があります。少しでも痛みを感じたら、早めに治療を受けましょう。

前述したように、救急車の到着が通常よりも遅くなってしまうため、なるべく早めに連絡をしましょう。

自転車で事故に巻き込まれたケース

相手側と事故の状況を確認する

自転車と車、自転車とバイクの事故では過失割合は相手側のほうが大きくなる事のほうが多いです。

しかし、相手側が突然理不尽な事を言ってくるケースも、中にはあります。

相手と会話が出来る場合、お互いの状況を確認し、認識のすり合わせをしておくほうが良いでしょう。警察の実況見分でも詳しく話すと思いますが、相手が突然言い分を変えてくる事も考え、先に状況確認をしておきましょう。

バス・タクシーなどとの事故のケース【注意点】


バスやタクシーとの事故の場合、怪我の治療費だったり修理費だったりを支払ってくれるのは、「共済」というバス会社やタクシー会社が加入している保険会社からです。

共済は通常の自動車保険会社よりも対応が遅く、十分な金額を支払ってくれる事が少ないのです。

タクシーやバスなどの事故に巻き込まれた際は、初めから弁護士事務所に相談し、示談交渉を任せたほうが結果的に多く慰謝料を受け取れる事が多いです。被害者の方にとっては、金銭的にも時間的にも損をしないので早めに相談しましょう。

雪道の交通事故は過失割合を決めるのが難しい?


雪道でのスリップ事故や追突事故は、実は過失割合を決めるのに通常の交通事故よりも難航するケースが多いです。

追突された側の被害者にとっては、過失割合がはっきりしないのは納得がいかない事だと思います。なぜ難航してしまうのでしょうか。

追突された側が急ブレーキをかけた場合

雪道でスリップしそうになり、後方に車がいるのにも関わらず急ブレーキをかけてしまった場合、これは追突された側にも過失があるとみなされるケースがあります。

雪道だとしても「急ブレーキ」をかける行為は大変危険です。玉突き事故の原因にもなってしまうので、決して急ブレーキはかけないでください。急ブレーキかけてしまい追突された場合、過失割合は8対2、もしくは7対3になるでしょう。

過失割合に納得がいかない場合は、なるべく早めに交通事故案件に強い弁護士に相談し、正しく過失割合を出してもらう事が重要です。

ブレーキ痕の発見が難しい場合

元々積雪していて、さらに交通事故が起きてから積雪してしまうと、ブレーキ痕がわかりづらくなってしまう可能性があります。過失割合を決めるうえで「ブレーキ痕」は大事な1つの証拠になるので、事故後もし余裕があれば、写真にとっておくなりして、保存するようにしましょう。

のちに揉めてしまった場合、こういう証拠1つがとても重要になってきます。

  • スリップによる急ブレーキは「過失」になる
  • 雪道のブレーキ痕は消えやすいので保存しとくべき

雪道での交通事故は早めに弁護士に依頼したほうがいい理由4つ


雪道での交通事故は、過失割合を正確に出したり、証拠を集めたりすることが非常に難しいです。スリップしてしまい、意図しない急ブレーキなどで玉突き事故に巻き込まれたりする事もあるかと思います。

雪道での交通事故に巻き込まれた際には、事故直後から交通事故に強い弁護士に相談したほうがいいです。その理由は、4つあります。

1.過失割合をこれまでの事例を参考にし、正しく出してくれる

これまで起きた事故の事例を、弁護士は調べる事が出来ます。世の中の数多くの過去の事例をもとに、色々な状況を考慮して正しい過失割合を出してくれます。

過失割合は、示談成立後に受け取る事の出来る慰謝料や示談金の金額が大きく変わってしまうので、正しい過失割合を弁護士に出してもらいましょう。

2.保険会社が提示する慰謝料の、約2倍の金額を受け取れる

保険会社は、「任意保険基準」という保険会社独自の慰謝料の計算方法を使用します。しかし、多くは「自賠責基準」(強制保険基準)という、最低限の補償しかしてくれません。

弁護士に依頼する事で、保険会社が提示するより、約2倍の慰謝料を受け取る事が出来ます。

3.めんどくさい示談交渉を全て行ってくれる


慣れない専門用語が飛び交う示談交渉は、多くの人にとって非常にストレスになるものです。
何度も保険会社の担当者から連絡が来て、会話をしなければいけないので、普段働いている方にとっても、主婦の方にとっても、かなり時間をとられるので、めんどくさいものです。

プロの法律家に任せていれば、慰謝料も増額出来、めんどくさい手続きも行ってくれるので、示談交渉がとてもスムーズに終える事が出来ます。

4.弁護士法人ステラでは慰謝料を増額できない場合、一切費用を払わなくていい

交通事故によっては、とても軽症の怪我であったり、事故の規模が小さい場合ですと、まれに弁護士に依頼しても慰謝料を増額できないケースがあります。その際、ステラでは弁護士費用を一切頂く事はありません。

全国どこでも、何度でも無料相談が可能なので、まずは一度お電話かメールでお問い合わせください。事故のケースごとに、最適なご提案や、受け取れる慰謝料を相場をお伝え致します。


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雪道でのスリップ事故|事前準備で出来る事3つ

そもそもスリップ事故に合わないために気を付けるべき事は、あるのでしょうか。

冬用タイヤに変える(スタッドレスタイヤ)

雪道でのスリップ事故防止に必須なスタッドレスタイヤ

雪が降る事や、雪道を走る事をあらかじめ予測できているのであれば冬用のタイヤ(スタッドレスタイヤ)に変えましょう。冬の道路は本当に危険です。少しの油断から大きな事故につながるケースが多いのです。

スタッドレスタイヤは、積雪や凍結などの道路でも走る事ができ、0℃以下でも硬くなりにくい特殊配合のゴムで作られています。

普通のタイヤよりも大きな凹凸により雪を踏みしめるように走り、タイヤの表面で氷を引っ掻くことで、雪道でも走行できるようになっています。

タイヤチェーンを巻く


スタッドレスタイヤを購入したいけど、やはり経済的に難しい場合であったり、かなり凍結している道を走行する方には、タイヤチェーンを巻く事をお勧め致します。

スタッドレスタイヤだけで走行するよりも、やはりタイヤチェーンを装着しているほうが、走行パワーは上回ります。

2018年1月の東京都内での大雪も、突然の事でタイヤチェーンを常備していない方もいらっしゃったのではないでしょうか。タイヤチェーンだけでしたら、値段的にもそこまで高額ではないので、突発的な天候にも対応出来るように、車をお持ちの方は常に車内に準備されておいたほうがいいでしょう。


ただし、タイヤチェーンには注意点があります。

積雪以外の道路で使用しない

タイヤチェーンは積雪している道路以外で走行すると、切れてしまい大きな交通事故になる事があり大変危険なので、長いトンネルなどの前後ではこまめに着脱するようにしてください。

「チェーン装着規制」の場合、装着が必須

高速道路では、「冬用タイヤ規制」「全車両チェーン装着規制」が実施されている場合があります。「全車両チェーン装着規制」となっている場合は、スタッドレスタイヤを装着していても、タイヤチェーンの装着が必須となります。

ゆっくり焦らず余裕を持って運転する

積雪・凍結した冬道では、通常運転の感覚でいるのは大変危険です。急なアクセルやブレーキはスリップ事故の原因となりますので、絶対にやめましょう。

動き始めや加速・減速する際もとにかく「ゆるやか」を意識して慎重に運転しましょう。普段より車間距離もあけて、余裕をもった走行を心掛けてください。

また、カーブや坂道では、いつも以上に最新の注意を払いながら運転してください。燃料もあっという間に減っていってしまうので、思わぬトラブルに備えて早め早めに給油を行いましょう。

天候が悪化すると、フロントガラスに雪が積もってしまい視界が遮られてしまう事もあるので、車に積もった雪は、こまめに落としましょう。さらに視界が悪くなった事による接触事故が最も多いので、常に周りの車に自分の車の位置を知らせましょう。ヘッドライトだけでなく。ハザードランプも駆使し、追突されないように注意しましょう。

  • スタッドレスタイヤに履き替える
  • タイヤチェーンは必ず常備しておく
  • ゆっくり焦らず余裕をもった運転を
  • いざという時のために、給油も早め早めに行う
  • 視界の遮りを防ぐために車の雪をこまめに落とす

体験談|雪道で追突事故に巻き込まれた方が弁護士に相談するまで

加害者の車が雪道でスリップ、追突事故に

家族とスノーボードに行こうと、県外へスタッドレスタイヤを装着した自家用車で山へ向かいました。山へ入る直前に雪が深々と降って来ていました。私は雪道の運転があまり得意ではないので、通常よりゆっくり走行していました。

しばらくして、交差点に差し掛かり、曲がろうと徐行したところ、後続車がスリップして止まり切らず、突っ込んできました。そんなにスピードは出ていませんでしたが、左後輪部分にぶつかり結構な衝撃を受けました。

腰や首を痛め、車はレッカーで運ばれることに

私は腰を痛めてしまい、妻は首に違和感を感じてしまったようです。子供たちは特に怪我はなく無事でした。相手の方がやって来て、謝罪をし、警察を呼んでいました。私は自分の保険会社に連絡し、状況を説明しました。

怪我の具合を聞かれたので、私が腰を痛め、妻が首に違和感があることを伝えたところ、病院に行くように言われました。車がレッカーで運ばれてしまったので、タクシーで病院に向かいました。タクシー代は加害者持ちになります。

費用は相手が負担してくれる・・・だけど絶対に弁護士に依頼するべき

最初は、怪我も大したことはなく、車の修理代と治療費も支払ってくれると聞いていたので、弁護士は頼まなくて大丈夫だと思っていました。これから依頼するのも面倒だし、このまま終わるならいいかと思っていました。

事故が起きた4日後、相手の保険会社から連絡がきました。暫くの間、やり取りを行いましたが、私も仕事中だったり、折り返しても繋がらなかったりと、だんだんイライラしてきました。こっちは被害者で、体を痛めた側なのに何でこんなに苦労しなければいけないんだろうと考えてしまいました。

もうめんどくさくなり、どうでもいいやと思って保険会社の言われるがままに進めようと思っていましたが、友人より事故があった時は弁護士を頼んだ方がいいと勧められました。

弁護士を利用すれば慰謝料の水準が弁護士基準になるため、慰謝料が高くなると言われたのです。さっそく自分の保険会社に連絡をして弁護士特約を使用する旨を伝えました。ところが、使うほどの案件ではないので、利用しない方がいいと言われました。

しかし友人は、保険会社が利用させたくない口実だと言われ、絶対に使うようにアドバイスされましたので、再度利用する旨を伝えました。
弁護士の方から連絡が来て、事故の状況は把握しているのでもう安心してくださいと言われた時はものすごく安心感に包まれました。慰謝料も予定していた額より30万円以上、上がりました。

弁護士に依頼すると楽になるほか、慰謝料も上がるのでいいことだらけでした。弁護士特約を付けていれば費用も掛かりませんので、今後も加害者側でも被害者側でも利用しようと思います。

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