2017.12.12 更新

むちうちの治療費はいくら?保険会社に治療を打ち切られた時の対処法は?

「むちうち治療にはどれくらいお金がかかるの?」
「保険会社にちゃんと負担してもらえる?」
「健康保険は使えるの?」

交通事故で、むちうちをしてしまった際、治療費はどれくらいかかるのでしょうか。
交通事故での被害者の治療費は相手側の保険会社が負担してくるのが一般認識ですが、最低限の保証のみで十分な保証はしてくれません。そのため、治療費の支払いを治療途中で打ち切ろうと促す傾向があります。

ですが、安心してください。ちゃんと保証してもらえる方法が存在します!
ここではその方法をお答えしたいと思います。

  • むちうちの治療には約30〜40万かかる
  • 健康保険も使える場合がある
  • 弁護士に依頼すると治療費が多くもらえる
  • 他にも休業手当などが受け取れる
このページのまとめ

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むちうち治療費の相場

むちうちとは

交通事故にあったときに問題になるのがむちうちです。
首がうごかせなかったり、ちょっと物を見るだけで首が痛んだりと、多くの方が不快な思いをされると思います。

交通事故で起こるむちうちの大半は「頚椎捻挫(けいついねんざ)」や「神経根損傷(しんけいこんそんしょう)」という病気で、頭や首に負荷が加わることで首の骨を作っている骨の周りにある靭帯や筋肉や神経に損傷が起こり、長い間炎症が続いてしまうのです。そのほかのむちうちの種類をまとめたので、参考にして下さい。

頚椎捻挫(けいついねんざ) 「首の捻挫」で首・肩・背中が痛むなどの症状が出ます。
バーレ・ルー症状型 衝撃が首の骨を通り越して、自律神経まで傷つけた際に発症する。めまいや耳鳴り、息苦しさなどの症状が出ます。
神経根症状型(しんけいこんそんしょう)) 神経を支える根本が引き伸ばされたり、圧縮され負荷を受けた際に発症する。痺れを感じたり、力が入らないような症状が出ます。
脊髄症状型(せきずいしょうじょうがた)( 脊髄まで損傷してしまった際に発症する。脊髄の損傷で体にマヒが残り、知覚障害や歩行障害も引き起こす場合があります。遺障害として今後も残ってしまう可能性があります。
脳髄液減少症(のうずいえきげんしょうしょう) 非常に珍しいケースですが、事故の衝撃により脳髄液が漏れ出してしまった際に発症します。全身の痛み、聴力・資力・味覚障害、倦怠感、自律神経症などの症状が出ます。

むち打ちの治療費の種類|症状の重さで治療費が変わる

題名

交通事故の慰謝料は保険業の業界で設定されている相場と弁護士の業界が設定している相場があります。
それぞれ設定されている金額が異なっているので、慰謝料を請求するときは納得した金額を受け取る事ができるように弁護士と相談しながら慰謝料の金額を模索していかなくてはなりません。

ムチ打ちの症状によっては治療費が高額になることがあります。
神経根損傷の場合には神経の修復ができず慢性的に痛みが残り続けることもあり、麻酔薬で痛みを和らげる治療が必要になったり、長期的に投薬管理を受ける必要が出てくるので、治療費用はトータルで30~40万円になる場合があります

症状が軽度な場合にはもっと治療費用が安くなり、痛み止め・湿布の費用負担や数回の通院費用だけで済む場合もあるので、1万円程度で治療が完了することがあります。

むちうちの費用は非常に様々で、症状によって大きく治療費用が変化します。
このため、病院に行って適切な診断書をもらい、しっかりと治療費用を出した上で計画を進めることが非常に重要です相手方の保険会社との交渉でも診断書の有無や治療費用の予測が重要なので、しっかりと治療を受けるように心がけましょう。

  • 事故直後すぐに病院へ行きしっかり治療を受ける
  • 適切な診断書にしたがって治療費用を算出する
  • 治療費は最大40万ほど
<まとめ>

むちうち治療の時の注意点

事故にあって数日経ってから首に違和感を感じたり、だるさ、頭の重さ、首の痛さ、動かしづらさを感じるときは、むちうちに付随して起こる神経損傷や髄液の異常も考えられるので、事故直後にしっかりと症状を把握し、極力事故後1週間以内には病院で治療や診断を受けることが必要になります

時間が経過してしまうと体の異常の原因が事故によるものなのか、それとも他の原因なのか特定が難しくなり、保険の審査でトラブルが起こってしまうことがあるので、1週間以内に受診しましょう。

どれくらい通えばいいのか

症状によってケースバイケースですが、症状が無くなるまで通院を続け、以後、6ヶ月以上に渡って症状が継続している場合には再度診断書を受けることが望ましいです。
6ヶ月以上に渡って症状が続き、元の状態まで回復することがない場合には症状固定と言ってこれ以上病状が回復する見込みが薄く、後遺障害として認定されることがあります。
このため、回復の見込みが薄く、他の症状が出てこなくなった時点で後遺障害の認定を受けるために診断書が重要なものとなってくるのです。

治療は複数の病院で治療を受けることができるので、筋肉や靭帯や神経の神経の損傷を負った場合には麻酔科のドクターに神経ブロックを依頼することや整形外科や整骨院で治療を受けることもできます。しかし、整骨院に行く際は、整形外科の許可をもらわないと整骨院分の治療費としての慰謝料がもらえないので、かならず許可を得るようにしましょう。

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  • 症状をしっかり把握して、1週間以内に受診する
  • 6ヶ月以上経っても症状が続く場合は後遺障害認定が必要
  • 整骨院に行く際は、整形外科に許可をもらう。
<まとめ>

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事故別の最適な治療費の支払い方法

交通事故の費用の請求先は主に自賠責保険と相手方の損害保険会社への請求のふた通りがあります。

相手方の保険会社への請求

治療費用については一般的に一括支払いを行なっている保険会社が多く、通院時は自己で建て替えるのが一般的です。
一般的なむちうちであれば治療費用はあまり高額にならず自己負担をしても特に問題が無いことが多いのですが、ダメージが大きい場合には治療費用も高額になることがあります。

相手の保険会社に請求することも可能ですが、来院している患者に対して請求する権利も病院側にはあるので、保険会社や病院によって患者に支払い義務が生じてしまう場合があります。
そのため、生活に支障をきたすようになってしまった場合には自賠責保険の仮渡金の請求をすることも可能です。

自賠責保険の仮渡金とは

自賠責保険の仮渡金は治療の途中であっても請求できる費用で、治療の費用を必要としている時に請求できるものです。
費用が高額になることが予測されたり、治療期間が長引く場合には仮渡金の利用を検討をしてみるといいかもしれません。

しかし、仮渡金の請求をすると保険会社での一括支払いの対象から外れてしまうことがあります
相手方の保険会社の方とよく相談し、しっかり検討した上で治療費用の請求をすべきか検討する必要があります。
相手方の保険会社の対応がうまくいかない場合には、一度法律家を通じて交渉を一任するなど、検討するのがいいかもしれません。

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治療費の上限と超過分は?

治療が長期化になった場合に注意したいのが治療費の上限と超過分への対応です。
保険会社から治療が終わってない段階で一方的に保険金の支払いを打ち切るという連絡が来た場合にこの問題が生じやすく、このような場合には超過した治療費や今後かかる治療費について保険会社との交渉する必要があります。
保険会社との交渉には加害者側の弁護士が参画してくることもあり、交渉が難化することが一般的です。

治療費打ち切りを言い渡された場合

一方的に治療費用の支払いをうちやめると言われてしまうと、多くの方は泣き寝入りをしてしまうのですが、このような場合にも諦める必要はありません。
加害者側は治療費用や慰謝料の負担をする義務があり、その支払いを行なっていた保険会社のサポートが無くなったというだけで、まだ加害者側に治療費用を請求することができます
このため、弁護士を介在させてしっかりと治療費用の請求を行うことで泣き寝入りを防ぐことができるのです。

交通費も請求できる

治療費用だけでなく、病院に通院するために生じた交通費も加害者側には負担する義務があるので請求することができます。
治療の終了時点を決定することができるのは患者さんと医師にしかできません
特に正確な治療の終了時点の基準は医師にしか判断することができない問題なので、保険会社の言い分だけを飲む必要はありません。

症状が長期にわたり、後遺症の認定を得られる症状固定までの治療費用は保険会社に請求することができるので、保険会社との交渉も諦めてはいけません。
しっかりと納得のいく治療を受けられるように弁護士のサポートを得ながら交渉を有利に進めていきましょう。

  • 治療費打ち切りを言い渡されても鵜呑みにしなくて良い
  • 症状固定まで治療費を請求することができる
  • 交通費も請求できる
<まとめ>
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むちうち事故治療での健康保険

交通事故でも健康保険を利用することが可能です
一般的によく誤解されているものの一つに交通事故は健康保険が適応できないという誤解がありますが、これは誤りです。

健康保険が使えない場合

健康保険が使えないケースを見てみましょう。

健康保険が使えないケース
・業務上の災害(労災保険が適応されるため)
・法令違反をした際の負傷(無免除・飲酒運転などで怪我した場合)
・第三者の行為による負傷(事件や事故で他人の行動によって怪我した場合)

確かに、第三者が加害してしまった結果生じた治療費用というのは、健康保険でのカバーをすることができないという原則があります。
しかし、ここには救済手段があり、病院側に「第三者行為による傷病届け」を提出することで健康保険を利用して治療費用の建て替え分を減額することが可能です。

未だに病院窓口で交通事故の場合には健康保険が使えないと言われてしまう方を目にすることがあります。
病院の窓口で「第三者行為の届け出もしますし、担当省庁から交通事故でも健康保険が使えると通知が出されているはずです」と伝えてみましょう。

相手側負担で治療を継続する方法

健康保険を使って治療を受けていたとしても治療費の負担が大きくなってくると生活にも影響が出て来ますし、もちろん治療費用を負担するというのは納得がいくものではありません。このため、相手方に治療費用を直接請求していくことが必要になります。

相手がたと示談し支払いを認めてもらえれば支払いの義務が相手方に生じ、支払いを受けることができます。
しかし、相手方が示談に応じなかった場合には裁判によって相手方に支払いの義務があることを法的に保障する必要ができます。

神経根損傷のように長期的にダメージが残り続けるような障害の場合には、治療にかかる費用負担を長期に認めさせることが重要になって来ます。
もちろん、相手方との交渉の前に、保険会社と治療費用についてしっかりと相談をし、再度支払いを認めるように交渉することが大前提ですので、保険会社との交渉も欠かせません。

交通事故にあった上にさらに経済的なダメージまで負ってしまっては心身ともに疲れ切ってしまいます。
自分だけでは専門的な知識を持って交渉に臨むことができないので、弁護士を通じた連携体制をとり、交通事故への対応を一任するのが望ましい対応でしょう。

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治療費を途中で打ち切られたら?

治療の途中で費用の支払いが止まってしまったり、加害者側が支払いを怠った場合には治療費用の請求を訴える必要があります。
このためにはまず示談を取り付けることを狙った対応をしていきます。
示談をする時には相手と直接交渉する必要があり、場合によっては相手が弁護士を立てて臨んでくることがあります。

相手に法律の専門知識があり、特に交通事故対応に慣れた弁護士が中心になって交渉されてしまうと素人一人ではとても対応できないでしょう
このため、このように厄介な事態になった時には弁護士を通じて弁護士同士で交渉を進めることが必要でしょう。

仮に訴訟になってしまった場合も被害者として受けるべき正当な権利を主張し、自分の治療を継続できるように請求を続けることができます。

裁判所を通じて相手方に治療費用の支払いの必要性が認められればそれだけで治療費用の請求がやりやすくなり、治療費用の払い逃れを防ぐ手立てを取ることができます。

  • 加害者が支払いを怠った場合は請求を訴えるべき
  • 訴訟になってしまっても被害者が受けるべき権利を主張し、治療費用の払い逃れを防ぐべき
  • 弁護士に依頼すると安心して示談することができる
<まとめ>

長期間治療で自己負担になる?

むちうちの治療は一般的には単なる筋肉の炎症や靭帯の損傷程度であれば3ヶ月程で治療費の支払いが止まってしまうことがあり、これを超えた時には治療費用が自己負担になることがあります

このような場合の治療にかかる自己負担分の保証はケースバイケースで、運動制限や慢性的な痛みが生じている場合にはまず治療期間が長期化するかどうかをしっかりと検討しなければいけません。

これらは診断によって左右されるので、しっかり診断書を書いてもらい、治療期間を推定し、保険会社と交渉しておくことが重要です。

この時に、重要なのが治療の初期の治療期間の推定はあくまで推定であって治療期間が延長しうる可能性があること、延長した際に医療費の給付を受けることができるのか確認しておくことが大切です

長期の治療になり、症状固定後は後遺障害として治療を続け、症状の緩和を行う必要があります。
このような場合には相手方の自賠責保険に慰謝料の請求を行ったり、相手方に直接治療費用を請求する必要が出てくることがあります

病院以外での治療費は?

むちうちの治療を行うためには病院以外の費用が必要になることがあります。
病院以外の治療費用も相手方の保険会社や加害者本人に請求することが可能です。

例えば整骨院で治療を受ける必要が出て来た場合には整骨院での治療費用を請求することができます。この場合にはまずしっかりとした段取りを踏んで交渉をすることが必要になります。

保険会社の方からすると整骨院での治療費用というのは負担したくないので、中には保険会社に言いくるめられ整骨院での治療を受けられない方もいます。

整骨院で行われているのは医療類似行為という区分になるもので、医師が行う医療ではないが、人体にとって有益な治療手段として認められているものです。

このため、必要なのであれば交通事故の治療として整骨院を利用するのは当然に行使できる権利なのです

整骨院で治療を受ける前に重要なのはまず医師と連携を取ることです。主治医として治療にあたってくれている整形外科の医師と相談し、整骨院での治療を希望している旨を伝え、了承を得ておいてから治療を受けないと保険会社に対して治療費用の請求できません

このためにも医師には交通事故で保険会社との交渉が必要になっていると伝え状況をよく理解してもらいながら治療に当たることが求められます。

何か困ることがあった時には弁護士を介して交渉する必要も出てくるので、困った時には法律の専門家と連携をとりましょう。

  • 病院以外の治療費用も請求することが可能
  • 請求するには主治医に許可を取らなければならない
<まとめ>

治療費ではないが認められる補償とは?

むちうちの治療で必要になるのは治療費用だけではありません。
交通費や休業時の生活にかかる補償費用など、非常に多くの費用が必要となるので、実際に治療に当たる時には思っているよりも多くのお金がかかることに気づかれると思います。

むちうちの症状がひどい場合には生活に制限がかかってしまう人もいるので後遺症の認定を受け、様々な助成の手続きを進める必要も出て来ます

損害保険の会社だけでなく、病院や自賠責保険の担当者との交渉も進める必要があり、独力で交通事故対応をするのは大きな負担になるはずです。また、万が一後遺症の認定を必要とする時には医師と連携することも求められます。お困りのことがある時には必ず法律家に頼りながら有利に交渉を進めるようにしていきましょう。

  • 事故後1週間以内に病院にいき適切な診断書を受け取る
  • 症状固定するまで通院を続けるべき
  • 治療費は最大40万ほど
  • 自賠責保険の仮渡金を請求することも可能(その代わり保険会社の一括支払いの対象が外れる)
  • 病院までの交通費や病院以外の治療費も請求できる
  • 健康保険も利用可能
この記事のまとめ

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